ANAスーパーフライヤーズカードのすべて
このブログをご覧になってる方にはきっと釈迦に説法レベルのことでしょうが
スーパーフライヤーカード(以下SFC)とはなんぞや?を書いてみます。
(ほら、ブログネタも必要だし?)
ANA SFCとは・・・
・ANAが発行する上級会員のための特別なクレジットカード(有料)
・解約さえしなければANA上級会員の資格を半永久的に持ち続けることができる
という、知る人ぞ知る垂涎のクレジットカードです。
※受けられるサービス詳細は別エントリーで紹介します
◆ SFCを入手するには?
とは言えこれだけ凄いクレジットカード、
そう易々と入手できるものではありません。
手に入るまでにいくつかの関門が待ち構えています。
1.プレミアムメンバー「ダイヤモンドサービス」または「プラチナサービス」メンバーになる(事前含む)
もしくはANAグループ運航便の搭乗で100万ライフタイムマイル以上を達成する
2.「ダイヤモンドサービス」または「プラチナサービス」提供期間中に
ANA WEBサイトの会員専用ページから好きなカードの入会申込書を請求する
(これを忘れてしまうと一からやり直しです)
3.通常のクレジットカードと同様の審査を通過する
この中で難易度が非常に高いのが1.です。
達成するには1/1~12/31の間にANAグループ便/スターアライアンス加盟航空会社便に何度も搭乗し
必要なプレミアムポイントを貯めなければなりません。
もちろん、3.のクレジットカード審査も重要です。
万が一審査に落ちてしまうと、半年程度再申請できない可能性もあります。
◆ プレミアムメンバーって?
プレミアムメンバーとは、ANAの上級会員サービスを受ける資格を持つ方のこと。
「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の3つのステージが用意されています。
1/1から1年間の搭乗実績(プレミアムポイント)に応じ
ステイタス、サービス内容がグレードアップします。
全て、翌年4月から1年間限定の資格です。
ただし到達後約2日後から翌年3月末日までは「事前サービス」が準備されているため、
年初に早々と達成できれば実質2年近くサービスを受けることができます。
コツコツと貯めたプレミアムポイント数と各ステイタスの関係は下図の通り。
30,000プレミアムポイント達成 → ブロンズステイタス
50,000プレミアムポイント達成 → プラチナステイタス
100,000プレミアムポイント達成 → ダイヤモンドステイタス
一般会員から見るとプラチナも遠いですが、ダイヤモンドは更に遠いですよね・・・
とりあえずSFCを入手するためには、
まずは「プラチナサービス」、50,000プレミアムポイントを目指します。
◆ プレミアムポイント?
搭乗や普段の買い物で貯まるマイルとは異なり、
プレミアムメンバー認定を目的として毎年1月~12月の1年間に登録されるポイントです。
下記計算式の通り、予約クラス、運賃種別、路線倍率などで変動します。
貯めたプレミアムポイント数はANA WEBサイトTOPページでも確認できます。
このプレミアムポイント、航空券を購入し搭乗すれば加算されますが
マイルを使用した特典航空券では加算されません。お忘れなく。
マイル→ANA SKYコインで購入した航空券はOKですよ。
◆ プラチナステイタスを目指してみよう!
では、プラチナステイタスの50,000プレミアムポイントを貯めるには
一体どのくらい飛行機に搭乗する必要があるのか?
例えば、セントレアー福岡間を「普通運賃」で搭乗した場合は
1,148プレミアムポイント。
プレミアムやゴールドのANAカードを持っていたり、プレミアムメンバーであれば
ボーナスマイルは増えますがプレミアムポイントは変わらずです。
「こんなもんか・・・」と思っちゃいますよね。
もしこの路線、この運賃だけで50,000プレミアムポイント達成しようとすると
50,000÷1,148=43.55
少なくとも44レグ、22往復しなきゃいけません。
普通運賃は片道28,810円のため、44レグだと1,267,640円。
ん~、現実にはなかなか難しい金額ですね。
自腹、しかも小遣い制の私にとっては到底無理無理。
未来への投資とも言えるこの巨額の出費が、
ANA SFC取得の前に立ちはだかる大きすぎる壁です。。。
この壁の前に儚く散った先人がどれだけいたことでしょう。
その他の路線については、
下記リンクに公式シミュレータが用意されているので調べることができます。
もちろん、路線によってはもっと少ない出費に抑えることができます。
とは言っても、数十万円、数十レグは必要ですが・・・
私のSFC取得計画は別エントリーで紹介します。
◆ まとめ
上記のように、ANA SFC取得には
「巨額の出費」
「上級会員資格のために何度も飛行機に乗る」
ことが必要です。
この苦行を通称「SFC修行」、SFC修行に身を投じる若干M気質の方を修行僧と呼んだりします。
今年は私も修行僧となりANA SFCを目指します!