セントレア発陸空マイラーを目指す人

セントレアを拠点にしたSFCを目指す陸マイラーときどき空マイラーの徒然なる日記

ANAスーパーフライヤーズ家族カードについて

ANAスーパーフライヤーズカードのメリット(受けられるサービス)については
皆さんご存知の通りかと思います。
このブログでも過去に紹介しています。
 
今回は『スーパーフライヤーズ家族カード』についてまとめてみました。
 
 

そもそも家族カードについて

家族カードは安定した収入のある本会員(最初にクレジットカードを契約した人)がいれば、
その家族も同種のクレジットカードを利用できるサービスのことです。
 
完全に本会員にぶら下がるカタチになりますので、
本会員がクレジットカード審査に通っていれば=カードが発行されていれば
本会員の家族は基本的に無審査で家族カードを持つことができます。
 
一般的に、本会員と生計が同一の配偶者,親,満18歳以上の子(高校生を除く)
であれば家族カードが発行できます。
 

家族カードのメリット

年会費が本会員に比べ安い=おトクに同特典
全てのクレジットカードで本会員より家族会員の方が年会費が安く設定されています。
カード種類によっては、年会費がバカ高いプレミアムカードでも
家族カードは年会費無料のものも!
受けられる特典は本会員とほぼ同等です。
 
全員の利用明細がまとめられる①=楽々家計管理
メリットにもデメリットにもなりえるのですが・・・
クレジットカード会社から発行される利用明細書、
家族カード含めた全員の明細がまとめて本会員へ送られます。
つまり、誰がどれくらい使ったのか一目瞭然
 
1種類のメインカードでの運用であれば
「この利用明細、なに?怒」といったことがなければ
1つの明細を確認するだけで良くなるため、家計を管理する方にとっては嬉しいですよね。
 
利用分は明細分まとめて(=家族カード分も含めて)
本会員の口座から引き落とされることになります。
 
また、カード種類によっては『パーソナルアカウントタイプ』という、
引き落とし口座を家族毎に分けられるサービスもあります。
 
全員の利用明細がまとめられる②=ポイントが貯まる
上記の通り、利用明細がまとめられるため、
クレジット決済のポイントは本会員と家族会員分、合算して集計されます。
個別のカードで貯めるよりも遥かに効率的です。
 
本会員と同じ付帯保険が適用される=旅も安心
本会員のクレジットカードに付帯保険サービス
(海外旅行傷害保険/国内旅行傷害保険/国内航空傷害保険)などが付いていれば、
家族カード利用者も同内容の保険が付帯します。
これで旅行の際も安心ですね。
 
家族会員に対し審査がほぼない=例えブラック属性でもOKカモ
対象の方は少ないかと思いますが、
家族カードは本会員の与信情報に基づき発行されるため、
何らかの事情でクレジットカードを作ろうとしてもしばらく作れない・・・
という方でも、家族カードを持つことができます。
 
もちろん、家族(=本会員)からの信用がある前提です。
 

家族カードのデメリット

では、今度はデメリットを挙げてみます。
「審査なし?メリットしかないじゃん!」と思っちゃいがちですが、
しっかり?デメリットも存在します。
 
全員の利用明細がまとめられる③=買ったものがバレバレ
上記でも述べている通り。
いくら使ったか、丸わかりです。
ヘタなことができなくなります!笑
 
利用限度額が共通=高額な買い物がしづらい
家族カードの利用限度額は、本会員の利用限度額の範囲内です。
ですので、家族カードを発行すればするほど、限度額に到達しやすくなります。
 
プレミアム/ゴールドといった、限度額も高めに設定してあるはずの
ステータスカードであれば特に問題は起きないはずですが、
限度額が低いカードだとレジで決済できない・・・なんてことになるかも。
 
全員の利用明細がまとめられる④=家族分のクレヒスが育たない
盲点になりがちですが、
利用した分は本会員のクレジットカードに支払い義務があるため、
いくら家族カードを使って買い物をしても本会員のクレヒスにしかなりません。
 
いざ、住宅購入や車両購入の際にクレヒスがスーパーホワイトだと
例え収入が十分でも審査に通らないこともありえます。
ご注意下さい。
 

スーパーフライヤーズ家族カード

さて、閑話休題。
SFCを持つことで様々なメリット(サービス)が得られますが、
公式にも記載がない、最大の恩恵は『家族カード』で間違いありません。
 
この点は陸マイラーのカリスマ、テラヤマアニ様も言及しています。
 
家族会員でも本会員とほぼ同様のサービスを受けられます。
クレジットカードの特典だけでなくSFCの特典も)
本会員のみのサービスは下記。
 
 アップグレードポイントプレゼント(プレミアムメンバー時のみ4ポイント/年)
 アップグレードポイントを使ってのアクション
 (座席のアップグレード,SKYコインへの交換)
 カード入会,継続時のボーナスマイル付与
 ライフスタイルマガジンの発行
 SFCオリジナルネームタグプレゼント
 ダイアリー・カレンダー・手帳プレゼント
 
※SFC家族カードを持った上でプレミアムメンバーになる場合、
  自力で基準を達成した方が優先されるため
  プレミアムメンバー分のアップグレードポイントは付与されます
  
たったこれだけ。
SFC資格で得られるメリットの方がよっぽど大きいです。
 
例えば、ANAラウンジ。
プラチナ以上もしくはSFC会員だと本人に加え同行者も一名無料で入室可能です。
家族会員も同様のサービスです。
つまり、あなたと配偶者の方でSFCを2枚持っているなら、
家族4人であれば全員でANAラウンジを利用できます。
 
ちなみに・・・ 
プレミアムメンバーであるはずブロンズステータスだと同行者は無料になりません。
ブロンズ、だいぶ虐げられてます!汗
 

スーパーフライヤーズ家族カードの発行について

通常の家族カードであれば、各ブランドのHPから申請なのですが、
SFCは違います。
必ず、ANAを通す必要があります
 
新規SFC入会時であれば、本会員・家族会員が同時に申込みできる入会申込書を
ANAウェブサイトを通し請求できますが
既にSFCに入会している場合は、電話でANAマイレージクラブ・サービスセンターまで
必要書類を請求する必要があります。
 
しかし、最終的にSFC家族カードの発行可否を判断しているのは
各クレジットカード会社です。
 
つまり・・・
 
ANA HPには『本会員と生計を同一にする配偶者・ご両親・お子様(18歳以上)は、
年間のご搭乗実績にかかわらず家族会員にお申し込みいただけます。』とありますが
クレジットカード会社が『OK』と言ってくれれば
上記条件に当てはまらなくても発行してもらえるのではないかと。
 

家族カード発行の条件

ここで、各ブランドの家族カード発行条件をまとめます。
  申込み資格
JCB 本会員と生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生をのぞく18歳以上)の方
VISA/MasterCard 生計を共にする配偶者、満18歳以上のお子さま(高校生を除く)、ご両親
American Express 配偶者、ご両親、18歳以上のご子息・ご令嬢等
Diners 本会員の配偶者の方、ご両親、18歳以上のお子様
 
上記の通り、AMEX,Dinersは
例え生計を共にしていなくても家族カード発行が可能です。
自宅から離れた場所に住んでいる両親/子にもSFC家族カードを発行できる・・・
そう、AMEX,Dinersならね。
 

スーパーフライヤーズ家族カードの年会費

SFC家族カードの年会費をまとめます。
ANA SFC一般 ¥5,508
ANA SFCゴールド ¥8,100
ANA AMEX SFCゴールド ¥16,740
ANA ダイナース SFC ¥11,340
ANA JCB SFCプレミアム ¥4,320
ANA VISAプラチナ SFCプレミアム ¥4,320
ANA AMEX SFCプレミアム 無料(原則4枚まで)
ANA ダイナース SFCプレミアム 無料
 
どのカードも本会員より年会費を安く設定してあります。
AMEX、ダイナースのプレミアムだけは年会費無料です。
 
家族カードの発行限度枚数について、
明確な記載があるのはANA AMEXプレミアムだけです。
ただし、“原則” 4枚ですので、デスクと要相談でいけるのかな?
 

まとめ

修行を終えてSFCを選ばれる際、下記エントリーではオススメカードとして
陸マイラー目線でANA SFC VISAゴールドを選択しました。
 
ですが、『家族カード』目線でいくとAMEX,Dinersも選択肢としてはアリです。
 
サービスの違いなど、いろんな面でのメリット/デメリットを考慮すると
最適なカードは人それぞれになるかと思います。
是非、今回の記事も参考にしていただければ幸いです。