ANAスーパーフライヤーズカードはどれを選ぶべきか
ANA上級会員の資格を半永久的に持ち続けることができる、
スーパーフライヤーズカード(以下SFC)。
入手方法は、ANAグループ運航便にたくさん搭乗し、
プレミアムポイントを貯めて最低でもプラチナサービスメンバーになることです。
(プラチナサービス到達のために最低50,000PP必要)
やっとの思いでプラチナステータスを達成でき、SFCを取得する資格を得ると
次に悩むのは『どのカードを選ぼうか?』ですよね。
『年会費高いから一般で』
『プレミアムはちょっと無理でも、ゴールドまでならなんとか・・・』
『一生に一度はプレミアムを持ってみたい!』
と色んな方がいらっしゃると思いますので
SFCについて調べてみました!
スーパーフライヤーズカードの基本
SFCはクレジットカード機能付き、年会費有料のカードです。
カードラインナップは通常のANAカードとほぼ同構成。
①ANA SFC一般カード
②ANA SFCゴールドカード
③ANA SFCプレミアムカード
の3つのグレードに分類されています。
取扱いブランドはJCB,VISA,MasterCard,AMEX,Dinersの5ブランドで、
グレード,ブランドの組合せで計12種類のカードが用意されています。
入会方法は、クレジットカード会社には専用申込書がないため
サポートデスクなどを通して取り寄せるしかありません。
その専用申込書も、悪用されないために通番を振って厳重に管理されています。
それもそのはず、SFC申し込めるを申し込めるのは
ダイヤモンドサービス/事前サービスメンバー
プラチナサービス/事前サービスメンバー
100万マイル以上のミリオンマイラー
に限定されるからです。
ただ、上記の資格を持っていても必ずSFCを手に入れられるわけではありません。
上記に加え、申込者の与信情報により入会可否を判定されます。
WEBサイトでは上記全カードの申込みができるようになっていますが、
プレミアムカードは基本的にインビテーションがこないと難しいはず。
そのためまずは一般カード,ゴールドカードから申込むのが無難かな、と。
ここからは各カードを徹底比較してみましょう!
年会費の比較
クレジットカードを申込むときに真っ先に気になるのは年会費ですよね。
それぞれのANAカードとの差分も出してみます。
ゴールド以上であればANAカードとの差があっても1,000円程度。
それだけでカード特典に加えプラチナステータス並みのサービスが半永久的に受けられます。
SFCプレミアムの年会費は最低でも75,600円~とかなり高額です。
SFCゴールドの年会費は16,200円~、SFC一般と比較して5,130円の差です。
この5,000円の差。
一見大きく見えちゃいますが、実はそんなことありません。
移行手数料の存在
ここで効いてくるのがクレジットポイントのマイルへの移行手数料です。
通常決済で貯まるポイントをマイルに移行する場合、
SFC一般は基本1,000円=1ポイント=5マイル、還元率は0.5%。
陸マイラーの皆さん、この程度の還元率では納得いきませんよね?
これを1ポイント=10マイル(還元率1.0%)にする場合、
SFC一般は5,400円(JCB)~6,480円(VISA,MasterCard)が必要です。
ゴールド以上は1ポイント=10マイル以上(還元率1.0%以上)がデフォルトのため
貯めたポイントをすぐにマイルに移行したい方、マイルをガンガン稼ぎたい方は
絶対にゴールド以上を選択すべきです。
マイルの比較
ちょくちょく『ANAカード入会キャンペーン』が開催されていますが、
SFCにもボーナスマイルがつくものがあります。
入会ボーナスは、新規入会、またはANAカードなど他のカードから切り替えた場合、獲得できます。対象はプレミアムのみ、10,000マイルです。
10,000マイルは還元率1.0%換算でいくと100万円の決済が必要ですからね・・・大きい。
継続ボーナスは、入会の翌年度以降もSFCを更新していくと、年会費支払月の翌月に獲得できます。SFCは一旦解約してしまうと、再取得するためにまたプラチナサービスメンバーを目指さないといけないため、解約する方はよっぽどいないでしょう。
けど、毎年継続的に飛行機に搭乗しプラチナに到達できる方であればSFCは不要かな?
特別ボーナスは、SFC更新時にプレミアムメンバー(ダイヤモンド/プラチナ/ブロンズ)であれば、さらに2,000マイル獲得できます。
プレミアムの待遇が良すぎるため他が霞んでしまってますが、
その分年会費が高いですからね。お財布と要相談です。
また、フライトボーナスにも差があります。
SFCのみだとプレミアムと一般で最大15%もの差が出てきますが
プレミアムメンバーになると差が縮まります。
ゴールドであればプレミアムと大差ありません。
付帯保険保証額の比較
クレジットカードに付帯する補償額も重要です。
ブランドによって若干の違いはありますが、
プレミアム>ゴールド>一般の順で補償が手厚くなります。
5,000万円あれば大抵のことはカバーできると思いますが・・・
ただ、一般ですとそもそも国内旅行傷害保険に対して補償がつきません。
やはりゴールド以上をオススメします。
サービスの比較
最後の比較は特典について。
内容はもとのANAカードで受けられる内容と変わりません。
この中でも比較的満足度が高そうなサービスは
◆コンシェルジュサービス
◆空港ラウンジサービス
◆空港手荷物宅配
◆レストラン招待
かと思っています。
ほぼ網羅できていそうなものはVISAプレミアムもしくはダイナースプレミアムの2つ。
それぞれ年会費が86,400円と167,400円なので、お金があればてとこですかね。。。
もちろん、スペースの都合上載っていないサービスもありますので、
ご興味があるカードを調べてみて下さい!
まとめ
上記の通り色々と比較してみました。
私個人のオススメは、やはり陸マイラー目線でANA SFC VISAゴールドです。
マイ・ペイすリボとWEB明細サービスの合わせ技で年会費が11,340円、
一般カード並みに下げることができます。
(しかもマイル移行手数料無料!!)
マイル還元率も最大1.7128%となかなか良い率。
クレカデザインで言ったらアメックスが一番ですが・・・
もう少し、プロパー並みのサービス+還元率があったら良かったのに。
クルタノシイ修行を終えてのSFC選び、ワクワクしますよね~
確かにオススメはありますが、
最後はご自分で悩んで決めたものであればそれだけ愛着も湧くようになるはず。
是非、参考にしていただければ幸いです。
あ、JCBブランド限定のANA QUICPay+nanacoはオススメですよ。
なんてったって、チャージ不要ですからね。
支払いが捗ります♪ ※使いすぎ注意